GEL & food

食品が造形できる独自開発の3Dフードプリンターを使って、これまでにない食体験を生み出すことを目指しています。

代替魚介寿司

魚のすり身や食材の粉末などの代替食材を使って、3Dフードプリンターで造形した3D寿司。
水産練製品の製造販売を行う企業や、和食のトップシェフと開発中。

楽しい介護食

嚥下機能が低下した人向けに、ペースト状の食材を3Dフードプリンターを使って本物に近い形に形成することで、見た目でも楽しむことができる介護食。
医療・福祉を専門に配食事業を行う企業と開発中。

安心×楽しい 新感覚スイーツ

米粉料理研究家と3Dフードプリンターでつくる新感覚スイーツを開発中。
小麦アレルギーがあっても美味しく、安全に、楽しめる新感覚スイーツを従来の型から作るやり方ではできない造形で、見た目にも楽しいスイーツの実現を目指しています。

古生物レストランプロジェクト

3Dフードプリンターを使って絶滅した古生物を食べられる形で再現し、美味しく食べることを目指すプロジェクト。
「やわらか3D共創コンソーシアム」参加企業、古生物学の専門家と開発中。

GEL & medical

ゲルを精密に造形する技術を医療分野に応用しています。ドクターを手助けする手術練習用の臓器モデル・教育用の臓器モデルなど、その用途は様々です。

鼻モデル(製品化)

内視鏡下鼻科手術トレーニング用鼻モデル。
鼻腔の内部構造を再現し、内視鏡下鼻科手術のトレーニングに必要な感触と視覚的なイメージを与えるモデルを開発、販売している。
ミクロン精密株式会社と共同開発

ベロモデル

舌がんの腫瘍の固さを再現した舌モデル。
腫瘍の感触を共有できるようにして癌の早期発見を目指す。
山形大学医学部付属病院と共同開発中。

GEL & 4D

外部刺激によるゲルの変化をあらかじめ予測して、設計・造形する技術を4Dゲルプリンティングと呼んでいます。全く新しいアクチュエーターや様々な機能を発揮する機械の一体造形などの実現を目指しています。

膨潤による変形

膨潤率の異なるゲルを組み合わせることによって、変形をコントロールすることができます。
他にも光や温度などの外部刺激によって変化するゲルの開発と、変化を予測して設計ができるシュミレーターの開発を企業や他大学と共同で行っています。

マッシュルームの菌床

マッシュルームの収穫を一気に効率化する、全く新しい菌床を地元マッシュルーム農家と共同で作りました。
立方体状の菌床を押しつぶすと、育ったマッシュルームが一遍に落下・収穫することができます。

人工クラゲ

まるで生きているかのように水槽の中を漂い、見る人に癒しと安らぎを提供するゲルクラゲ。
介護向けソフトウェアの開発などを行うNDソフトウェア株式会社と共同開発。

GEL & AI

様々なゲルの性質を組み合わせ、狙った機能を発揮させるためには、設計段階でのAIの導入が不可欠です。私達は材料・ソフトウェア・機械工学の専門家と協力し、アジャイル的な開発を進めています。

GelBiter(食感解析AI)

世界初の食感センシングロボット
咀嚼の圧力・振動を計測することで歯ごたえ・舌触りなどの食感を数値化。
人間の歯・舌などの形状と弾力を、忠実に再現。
舌の形状や歯並びなど、一人ひとりの口の形に合わせることもできる。
食感を判定したり、好みの食感を再現したりするAIを開発するため、様々な食品のデータを学習させています。